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たかが鼻歌。されど鼻歌

確か、どなたかがおっしゃっていたことだと思うのですが、「鼻歌を歌いましょう」みたいな提案が、妙に心に残った時期があったのです。

自分で勝手に作った曲でも良いし、既存のお気に入りの曲でも良いし、そういうものを鼻歌で奏でると、なんだかちょっとだけ楽しい気分になっていったりする。

もちろん、「この数日間は本当にキツい」とか「そのキツさがずっと続いている状態」の時にフンフンフーン♪と鼻歌を歌いながら過ごすことなんて不可能だけど、でも、「辛い」とか「キツい」とか、イライラしてきた状況って、気づくとけっこう引きずっていってしまったりもします。

そういう意味で、僕は「あ、今日は少しだけ元気だから、その元気に鼻歌を上乗せしよう」みたいな感じで、フンフンフーン♪と自分でやっていたりします。ちなみに、僕の鼻歌ヘビーリピートソングは、Nintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」のオープニングテーマです。あれ、すごく癒されるんですよね。

それで、今回のコラムはですね、別に「鼻歌のススメ」みたいなものではないのです。

別に、毎日が上機嫌である必要はないかも知れないと、僕は思っていますし、「辛い時でも鼻歌を歌って乗り越えよう!」とか、そういうことを言いたいわけではないんです。

ただ、僕個人としての変な信仰みたいなものがあって、それは「背景から音楽が聞こえてこない言葉は、読む人を全く呼び止められない」という、本当に心から実感していることがあるのです。

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