今回のご相談者はですね、「最近、人と話さなくなってきたな」と感じてきているそうです。これ、年齢とか、今の自分の環境などで、「そういえば、あんまり人と話さなくなったな」と感じる人、今はけっこう多いかも知れませんね。

話を戻して、この相談者の方は「人と話すことが嫌い」だと感じたことはないそうですし、「周りからは、話しやすい人と思われている」とも感じているそう。でも、周りとの会話の中で、「自分のことを話していない」のだそう。つまり、自分に向けられた話題をそらすというか、「あなたは？」と相手から聞かれたら、「まぁ、私は別にいいよ」と、相手に話を振ったり、自分に関する事柄を話すのを避けちゃう感じでしょうかね。

相談者の方の感覚としては、「自分のことを聞かれるのがとても辛い」みたいで、また、気を遣われていると感じてしまうと逃げたくなってしまうそうなのです。昔は何も考えずに、お友達に会いに行き、たくさんお話をして笑っていたのに、今はそれができなくなってきてしまい、「おかしいな」と感じてしまうそう。

特に、具体的な解決策を教えてくださいとか、そういうことは書いてなかったのですが、僕なりに答えていきたいと思いました。

それでは、今回のお手紙から取り上げたいのが「昔と比べて、自分のことを話せなくなった」の話なのです。

最近、僕もこの相談者の方と似ていることを考えたことがあったのです。やはり、年齢を重ねたことが主な原因だと思うのですが、いつの間にか「自分の人見知りの性質」に悩まなくなったのです。