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チャーハンと自転車を大事にしていたあの日々

新しい時代のことはこれからも少しずつ触れていきたいのですが、今回はちょっと昔話をさせて下さい。

先日、精神科医であり、歌手の名越康文先生と「なこしいたけ.」という対談をしました。

これは、名越先生と僕が、何かテーマなんかも決めないで、ざっくばらんに自由に、ラジオみたいに話そうと言って始まったもので、もしよければもうすぐアップされるので聞いてみて下さい。

その対談の中で、改めて僕が占いの仕事をし始めた時の話になりました。

僕は色々なところやインタビューなどで答えてきたのですが、大学院を卒業した後に、お手伝いという形で仕事をしてきたことはあったのですが、そのほとんどをファミレスでバイトをしてきました。

「占い」というものに関しては大学院時代に出合ったのですが、もちろん、その占いの道でご飯を食べていくことは考えていなかったし、自信もありませんでした。

就職試験に全敗して、当時お付き合いしていた人とも別れて、僕に残ったのはアルバイト先と、そして、趣味で続けてきた占いだったのです。

僕が占いを勉強し始めた理由って色々あったのですが、けっこう大きな理由として

「大学生になって、車を両親に買ってもらえる家庭と、そうではない家庭のどちらが幸せなんだろう。また、何も持っていないというところから人は逆転は可能なのだろうか?」

という、極めて個人的な探求心でした。

世の中には、そして歴史には、どうやら「運」というものが存在しているらしい。

ですから、人類の歴史を紐解いてみても、その前日まで全然注目されていなかった人が新参者として、歴史の表舞台に躍り出ることがある。

実力や努力ももちろん大切だけど、どうやったら「運」というものに触れられるのか。

それをあくまで、学問的な研究としてしたくて、参考資料として勉強し始めたのが占いだったのです。

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