最近、自分の周りで閉店や異動が多い気がする
今回の相談者の方は、行きつけのお店や長く通っている病院、整体のスタッフさん、パーソナルジムのトレーナーの方など、密に通って親しくなっている方々が、閉店や転職や店舗異動などによって会えなくなることが、最近、多いそうなのです。ここ何年か、そういう状況に遭遇してきたけど、特に今年は多くて、心の底でざわざわした悲しみのようなものを感じてしまうそう。
わかります。友達ではないけど、「いつも会って、信頼していたり、安心を覚えたり、気心が通じ合う人」が、異動や退職などでいなくなってしまうのって、やっぱり寂しいですよね。
連絡先を交換するには勇気がなく、「先方に迷惑かな」など、考えてしまうそうです。
それらの方々について、「もう彼ら彼女らに頼る時期ではないよ」のメッセージなのかな、独り立ちできる時期なのかなと前向きに捉えるようにしたりするけれど、やっぱり、突然の事情に揺らいでしまっていることもあるそう。「どう考えると、このざわざわな気持ちが落ち着くのでしょうか?」とのことでした。
それでは、今回のお手紙から取り上げたいのが「最近、自分の周りで閉店や異動が多い気がする」の話なのです。
僕の周りでも、最近、本当に「異動」や「退職」などの話が多くて、相談者さん同様、「あー、この人がいなくなっちゃうのか」と寂しい思いになったことが何度もありました。
それで、やっぱり占いを通してみても、コロナ禍は「自分の今後や進退」について考えた人が本当に多いのです。あれ、本当に「世界規模での、閉じ込め」があったわけだから、その期間を通じて、「未来認識」が変わっていった人は驚くぐらい多いと思います。
「当たり前のように続いていた日常が突然ストップする」という、人生の中でも簡単には消化できないような大きな体験を通して、「とにかく、後悔しないように生きていきたい」という気持ちが強くなった人は多い。
やっぱりこれは、個人的な「独り立ちのシーズン」とか、そういうものもあるかもしれないけど、もっと全体的で、時代的な、「大きな体験を経て、全員が、生き方そのもの見返す」など、そのような大きな価値観の転換点の中にいるんじゃないかと僕は考えています。
いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。