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生きるということは、自由なようでいて、自由ではない。でも、自由ではないようでいて、自由なところもある

毎年一回、夏休みの気分転換も兼ねて、「執筆合宿」みたいなことをやっています。

事務所と自宅がある東京から離れて、色々な地方に行ってみて、できればキッチン付きのホテルに泊まって、その地方のスーパーや道の駅で買ったお野菜などの食材を使って料理をして、食べる。その土地で占いをしたり、仕事の方針などを会議したり、いわゆる「場所を変えて仕事をする」みたいなことをやっていまして、僕の毎年の楽しみになっているのです。

そのような仕事の合宿で、色々な地方には行ってきたのですが、最近の一番気に入ってしまった場所が、北海道のニセコなのです。

ニセコはパウダースノーが世界的に有名だったりして、どちらかというと、ウィンターシーズンの方が有名かも知れないのですが、スキーやスノボーができない僕にとっては、そこまで混んでいない春や夏が最高なのです。

夏でもクーラーがいらないので、毎年夏に必ずクーラーで夏風邪を引く僕のような人間にとっては、北海道は「健康になって戻ってこられる」貴重な場所だったりもしています。

初夏のニセコは、道端に全面的にたんぽぽが咲いていて、牧場と畑の緑、そして、たんぽぽの黄色、広いお空の青に癒されて、最高にリフレッシュできるのです。なんか本当に体の底からリフレッシュできると、「広いお空の青が綺麗だねぇ」とか、難しい言葉が使えなくなってきて、そういうのもすごく良いですよね。

ニセコの話が続いて恐縮なのですが、ニセコで宿泊するホテルは海外からのお客さんが長期滞在できるように作られているためか、空間が広くて、キッチンや電子レンジもついていて、温泉も湧いていて、一週間など長期で籠るのが本当に最高なのです。もちろん、お金もかかるし、長期滞在の贅沢なんてしょっちゅうできるわけではないけど、「すべての疲れを落として帰ってくる」と言っても過言ではないぐらい、本当に素敵な風土と景色と人に癒されて帰ってくることができます。

ここ最近の数年間は本当にバタバタしていて忙しくて、旅自体が全然できませんでした。

それで、先月の7月に、久しぶりにニセコに行ってきたのです。

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いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。