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自分だけ名前を覚えてもらえない

今回の相談者の方は、飲食店でアルバイトとして勤務しておられて、悩み事は「自分だけ名前を覚えてもらえない」なのだそうです。

この方はオープニングスタッフとして働いているけど、そのお店の常連さんはこの相談者の方より後から入った子達と呼び捨てで呼ぶほど仲良しで、やっぱりその子達は明るくて自分の魅せ方が上手なので覚えてもらえるのが上手いとご自身で分析されています。これはわかります。特に若い頃って、「魅せ方が上手い人」に対して、ものすごいコンプレックスとか、悔しさを通り越すものを感じますよね。

それで、この相談者の方は「アルバイトの中で1番長くいるのに、1番名前を知られてない立ち位置で傷ついているのにも関わらず、私を覚えていようがいまいが別にどっちでもいいや!」とも考える自分にも、「このままでいいの?」とうんざりしてきているそう。しいたけ.さんは人に自分をどう魅せたいか?など考えたりしますか?というお手紙でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「自分だけ名前を覚えてもらえない」の話なのです。

しつこいかも知れないけど、こういう悩みって多分、友達とかに相談したら「そんなの気にすることないって!」とか「逆に名前覚えられない方が楽でいいじゃん。あ、生ビール下さい」とか「そういう人いるよねー。魅せ方上手いんだろうね。あ、それでさ、この前私の妹が上京してきてさ」とか、そうやってかき消される種類の会話になりますよね。それで、「私が考え過ぎなのかな」と考えて、トボトボと家に帰ったりする。

でも、これは僕の意見なのですが

「他人から見たらものすごく小さく見えてしまうような問題で、しかし、自分がけっこうそれを本気で気にしている問題」

というのは、自分の人生の中でもけっこう大きな課題になってくれると思います。

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