今に始まった話ではないけど、世の中には、「詐欺」とか「騙す」、そして、「ある社員がお客様情報を盗んでいた」など、そういうニュースがたくさんあるわけじゃないですか。

その際、「人を第一印象で見抜くことはできるのか？」と、そのような疑問が浮かんでくることがあるのです。

たとえば、陰で会社のお金を横領している人がいたとして、そういう人に対して、「怪しい影」を見つけることなんかは、果たしてできるのでしょうか。社長が第六感の持ち主で、面接の時に「君は30年後に、会社の通帳から私的なギャンブルに流用していくような、危ない相が出ているね」みたいな予測をしていくことはできるのか。

まぁ、難しいですよね。笑

特に、「陰でいけないことをしている人」って、第一印象ですごく爽やかで、「この人は良い人なんだろうな」と思わせる風貌を持っている人もたくさんいたりする。これを書いている僕自身だって、そういう人が目の前に現れたら、「良い人なんだろうな」と思ってしまう自信がものすごくあります。

また、「初対面で会って、嫌な印象を受ける人は、その後の付き合いを続けたところで、やっぱり『合わなかったな』と確認することが多い」みたいな話はよく出てきたりもしますよね。

一方で、「初対面の印象、本当あんた、最悪だったよな。いきなり口に含んでいた牛乳を吐き出して。でも、そんな我々もはじめて会った日から五周年か」とか、まぁまぁ「円満な関係」になっているケースも、中にはあったりする。