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なぜドキュメンタリー番組には目を細めている人が多いのか

ちょっと変わったタイトルで恐縮なのですが、「なぜドキュメンタリー番組に出ている出演者は、目を細めている人が多いのか」という話をどこかでずっとしたいと思ってきたのです。

ご存知かも知れないのですが、僕もよく見ているNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』という番組は、様々な世界や業種の「プロ」に密着し、その人の仕事の極意を探っていくドキュメンタリー番組です。

それで、これは僕の個人的な感想なのですが、この番組に出演されている方って、いわゆる「目を大きく見開いて、大きな野心を持ち、他人や自分を顧みずにどんどん進んでいく人」ってあんまり出ていないと思うのです。それよりも、どこか「自分の道」を静かに見つめ、自問自答をし続けながらお客さんやマーケットのニーズに応える形を取っている人が多い。つまり、野心系よりも、自問自答系や精進系の方が多く出演されているような気がするのです。

目を大きく見開いている人と、目を細めている人の違いは何か。

今回はちょっとそういうことを書いていきたいと思います。

先に結論を書いてしまうと、僕が占いをやってきた経験上、「目を大きく見開いている人」は、営業など、“他人と向き合って、その中で白黒ハッキリ決めていく”ようなお仕事の方が多い傾向がありました。対人関係の現場を自分のメインの勝負所にしているような方。

その一方で、「目を細めている人」については、お客さんとか現場での経験を“一度その場から持ち帰って、ひとりで自問自答する世界”を自分のメインの勝負所にしている方が多い傾向があるように思いました。

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