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際限なく他人の面倒を見ようとする人がいる

今回のお手紙から取り上げたいのが「際限なく他人の面倒を見ようとする人がいる」話なのです。

相談者の方のお母様が、今も昔も人の世話をしすぎたり、際限なく面倒を見ようとするあまり、お母様ご本人も疲弊をしているそうなのです。しかし、お母様は人の面倒を見ることをやめることが出来ず、いわば「共依存」のような状態になってしまっている。

相談者の方からは、お母様が「このまま疲れ切ってもずっと他人の世話を焼き続けてしまうのか」と複雑な気持ちが出てきていて、家族としてどうしたらいいのか?と悩んでいるとのことでした。

身の周りにいる「他人に世話を焼き過ぎてしまう人に対してどうアプローチしていけば良いか」ということですね。

その相談に答える前に、ちょっとこういう話をさせて下さい。

今年の初めの方だったと思うのですが、一人で夜お蕎麦を食べに行ったのです。そのお店は割と穴場で、脱線ついでに変な話をしたいのですが、お蕎麦って「戦略」じゃないですか。つまり、はじめに天ぷらとか頼んで、最後は軽めのせいろにするかとか、それともはじめは野菜とかを頼んで、最後にガッツリかも南蛮にするとか、あれ、お蕎麦屋さんで戦略を練るのが月に1回ぐらいの贅沢で好きなのです。

話がそれました。

それで、そのお蕎麦屋さんは穴場で、ひとりで何か考えながらゆっくり食べるのとかにすごく良いお店なんですけど、その日は僕の後ろの方の席ですごい大声で一発ギャグをやっている人がいたんですね(笑)

話を聞いていると、多分芸能プロダクションのお偉いさんの接待で、モノマネをされている芸人さんだったのです。「あー、それわかります!」、「あー!○○ですか!あいつも偉くなりましたよね!」とか、とにかくよいしょがすごかった(笑)それで、途中途中で自分のギャグもやるわけです。

その人は場をにぎやかにしようと、そして、自分の売り込みもあったと思います。場がついてこなければこないほど、その人の声が大きくなっていきました。

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