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聖地巡礼②~手を合わせ、お願い事をする~

今回は前回のコラムに引き続いて、「聖地に行って、具体的にどのようなやり方でお願いごとをするのか」について書いていきたいです。

で、こういう「参拝法」みたいなものはいくらでもネットですごい人達の話が出てくるし、何が正解かって、ないと思うのです。もちろん、「日が昇っている最中に行った方が良い」とか、そういう「まぁ、そうだよね」という話も色々あるんですけど、今回は「僕が個人的に考えていること」を書かせて下さい。もちろん、「こうしなければダメ」という話はないです。

まず、僕はやはり今の自分が占いでご飯を食べて行くようになった大きなきっかけとして出雲とインド、二つの聖地巡礼があったんですね。それまで一切神社とかお寺とか聖地とかに行ったことがなかったし、むしろ、苦手だったんです。でも、あるきっかけなどがあって、ストレートに書くけど、いよいよ「神頼みしかない」という段階になったんです。それで、自分なりに正装をして神社に行くことになりました。

それでは以下、個人的に「聖地に行って、手を合わせてくる。お願い事をしてくる」上で「大切だな」と思うマイルールを書いていきます。気になる方は参考になってもらえたら嬉しいです。

① 境内に入った際に、「普段の自分じゃない自分」が出てくる現象を大切にする

これは大げさなスピリチュアルな話ではなくて、やはり聖地って、普段の自分とは違う自分が出てきやすい場所でもあったりします。もちろん、「何かの声が聞こえる」とか「ビビッとくる」とか、そこまでいかなくて大丈夫です。むしろ、「なんか穏やかな気持ちになった」とか「いつもよりも耳の聞こえ方がピーンとした」とか「何か知らないけど腹が減った」とか、そういうことぐらいで大丈夫です。

実体験を書くと、僕がこの占いの仕事を始める前に、出雲に行ったんですよ。出雲大社とか、大山とか、色々行く予定でした。本格的に神社に行ってお願いをしてくるのは初めての経験だったし、その道中に「あれもお願いしなきゃ、これもお願いしなきゃ」とか、色々と考えていたんです。でも、いざ出雲大社の敷地の中に入って歩いていると、なんとなくですよ、「お願いよりも、まずはお礼だな」と感じました。「まずはお礼」という考え方は急に出てきたものだったし、その後に行ったインドの時もそうだったのです。当時の全財産のお金を使ってインドに行って、これからのことをお願いしに行こうと思っていて、長い時間をかけてインドの有名な聖地に行きました。

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