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古代から、人々は夜の星を見上げて何かを考えた

僕が占いというものに縁が出来た話は過去に何回か書いてきたのですが(インドに行ってきた話とか)、その「占い」というものに縁ができた一番のベースとして「夜空を見上げる活動」があった気がします。一気にロマンティックな空気になりましたね。

古代の世において、人は、自然や夜空、そして、異常気象や、人の身に起こる“怪異”などに、そこに“神”の意思を感じようとしてきました。夜空に輝く星についても、それらが「とても遠いところ」にある、この世界とは違った場所にある光であり、その星の動きを見るのをとても大切にしてきた。遠い場所にある星々の動きから、この世に起こる出来事を予見しようとしてきたことに、ロマンを感じてしまいます。

ただ、専門的な占いや占星術の知識がなくても、「夜空を見上げ、何かを感じようとする」というのは、長い間人が続けてきたひとつの「生存術」であったんじゃないかと最近思います。

以前ある人に怪しい話を聞いたのですが、満月の光というのは、いわゆる全部が「吉」とか「めでたいもの」ではないみたいなのです。ほら、満月とか新月の光は一般的に「良いもの」とされるけど、自分が見るその月の光が「心無しか、強い光に感じ過ぎたり」したら、そしたら長い間その月の光を眺めないで、さっさと家に帰った方が良いみたいな話もあります。

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