運が良すぎて怖い

今回のお手紙は「私は運が良すぎて怖い」という、一風変わったものでした。

この相談者の方を紹介すると、今は独立されたのですかね、フリーランスで活動しているみたいです。しかも、今のこの情勢が逆にきっかけになって、幼い頃から憧れていた業界の方から声をかけられて転職されたそう。その後でさらに、自分が好きなジャンルで尊敬している人から直接連絡が来て仕事につながったり、さらにすごい人を紹介されたりと、そんなことがこの短期間で立て続けに起こってしまって困惑してしまっていると。

すごいですよね。ロケットスタートじゃないですか。他にも仕事面で「絶対に無理だ」と思って提案しなかった企画を先方から持ち掛けられたり。忙しくもなり、さすがに怖くなって神社に行って「もう十分です」とお礼を言ってきたそうなのです。

それで、相談者の方なりに「運を落とそう」と思って同居人の人にパチンコに連れていってもらったら、そこでも大勝ちしてしまったと。運が良いのが申し訳なく感じたり、あと、誰かの幸運を吸いとってしまうことはあるのかと、心配されていました。この幸運について、気をつけたほうがいいことがありましたら教えて下さいとのことでした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「運が良すぎて怖い」の話なのです。

これ、本当に素晴らしい話で、僕の周辺でもそうですし、あと、占いやっていてもそうなのですが、運が良い人って、あえて自分の運を下げようとしている人が多いのです。「あ、やっと感じの悪い人にあたった。ラッキー」とか言ってたりする。「どれだけ心が広いのよ」という話なんだけど、「適切な幸運の後押しを受け続けるために、自分の運をどこかで定期的に下げたり、損しておく」みたいなことはやっている人が意外と多い。

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