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「私性格悪いんすよ」と言っている人達から学んだこと

最近気づいたことがあって、今の自分が仲良くしている人も、昔、仲良かった友人とかも、皆が共通して「私性格悪いんすよ」と言っているのです。

その台詞を言うシチュエーションは、居酒屋でキュウリをポリポリ食べながら言ったり、「いや、ごめんなさい。性格悪いところ見せちゃいましたよね」とニコニコしながら言っているとか、お互いに少し相手のことを信用して、自分の胸中を打ち明けていくような場面に多かった。

ただ、「私性格悪いんすよ」という人達と付き合っていって、「この人マジで性格が悪いな」と感じたことは一回もなかったんです。ほら、他人に対して「この人性格悪いな」と本心で感じてしまう時は、それを別の台詞で表すと「この人終わってんな」じゃないですか。言い方が激しくてすみません。「わ、この人はこういう場面で、こういう言い逃れをしちゃうのか。ちょっと終わってんな」と思ってしまう時って、やっぱりもうその時点でなんらかの「心のシャッター」はその人に向かって降ろしてしまう。

逆に、居酒屋でキュウリをポリポリ食べながら言う「私性格悪いんすよ」と言っている人達は、「自分や自分が持っている大切な人や立場を守るために、大人としてある選択や考え方をしなければならなかったことをしてきた人達」が言う台詞であったりするのです。

もうちょっと詳しくこの話をさせて下さい。

たとえば、ある場面で友達とか知人が何回目かの「同じ過ち」を繰り返しているような場面に出会ったとします。

その際、助けてあげたり、話を聴いてあげたりすれば、一時的にこの友達は救われるかも知れない。

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