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目の奥に潜む目的

今回ちょっと変な話をさせて下さい。

この間事務所で仕事をしていたら、ピンポーンって鳴ったんですよ。「あれ、なんだろう?」と思って、マンションのエントランスに繋がるインターフォンのビデオを見たら、見知らぬ人がいたんです。あ、別に怖い話じゃないから身構えないで聞いて下さい。笑

普段、僕は居留守を使うことはあんまりないんだけど、その時は妙な気持ちになって、出なかったのです。仕事も集中していたし。

そしたら、その見知らぬ人が立て続けにインターフォンを5、6回押しました。ますます怖いじゃないですか。申し訳ないけど、よっぽど多分重要な要件だったらポストに「訪ねた意図」みたいなものを書いて入れてくれるだろうと思って出なかった。というのは、さっきの「妙な気持ち」というのは、僕がマンションのエントランスに入る際に、多少の視線というか、気配を感じたのです。だから何か、それが怪しいというか、引っかかって出なかった。

その後数日間、その謎の訪問者は来なかったし、ポストの中に訪問の意図みたいなものもなくて、「何者だったんだろう?」みたいなことを思い返して、もう一度ビデオを見ました。そして、ここから先がコラムのネタになります。

もう一度、見知らぬ訪問者のインターフォンを見返した時に、「あ、多分セールスの人だ」と感じました。どういう理由なのかというと、この人の目つきが「上向き」にあったからです。

これは僕が占いをする時に、まず一番最初に「合わせる」のが、相手の目線がどの方向に向いているか。その人の目がどこに向かっているかを見ます。これはよく心理学とか、相手の行動がわかるみたいな本にもよく書いてあるものでもあるのですが、第一印象で「相手の目つきが上向き」に感じられたら、その人は

・ある意思を持っている。つまり、ある目的とか意思を持って、この時間に臨んでいる

・少し言い返されたぐらいでは自分の意見を変えない。「皆さんそうおっしゃいますけど、実際には○○」みたいな、跳ね返されない気持ちを持っている

・相手のやり方を観察したりするが、基本的には自分の戦術とか、前向きな姿勢をそこで披露する。そこで合わない場合はあんまり粘らない。短期決戦スタイル

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