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パワースポットに行ってきました

また今度まとめて記事を書くかも知れないので県名とか場所の名前は伏すのですが、先日までかなり個人的にお世話になった神社の方にお礼参りに行ってきました。今回訪れた地域の神社は、今この仕事をしている僕がすごく、言葉で説明できないような縁を頂いたところなのです。すごく非科学的なんだけど、そうとしか言えないような体験をしたところなのです。

今回のコラムは僕なりに思う“パワースポットって何なのか”について書いていきたいと思います。

パワースポットと方角占いはなぜ成立したのか?

「パワースポット」という名前を聞いた時にまず思い出すのが、やはり江戸時代に行われていた「お伊勢参り」なのです。お伊勢さんって江戸時代からもすごく信仰を集めていて、それで、たとえばお店の従業員が「お伊勢参りに行きたい」と言ったら、店主もお伊勢休暇を出すという慣例もあったそうなのです。もちろん、全部の環境で許されていたわけではないだろうけど、でも、今の時代とは全然違う封建制の中で、「お伊勢参り休暇があった」ってすごいことなんだろうなと思います。

僕は、パワースポットも、そして、方角占いというものに関しても、そのふたつって昔の文脈で考えなければいけないところがある気がします。というのは、昔って、人が生きていく上で「疫病」と「病気」ってすさまじいものがあったのです。

だから、現在の日本という環境が特殊過ぎる環境で、まだまだ世界では伝染病が流行っている地域もあるわけだし、数年前にベストセラーになったジャレド・ダイアモンド著, 倉骨彰 (翻訳)『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』(草思社文庫、 2012年)という本があるのですが、その本にはいかに病気とか疫病が文明の形を変えてきたのかが表現されています。アメリカのインディアンなどの原住民に壊滅的な打撃を与えたのは、当時のスペイン人などの強力な武力だけではなくて、彼等が持ち込んだ病原菌にあったという話がされているのです。

なので、方角占いとかもそうだと思うのですが、昔の都の設定や、旅をする時に

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