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親への接し方について(大人向け)

今回のお手紙から取り上げたいのが「親への接し方について(大人向け)」の話なのです。このご相談もとても多くて、

・自分が10代や20代ではなく、ある程度大人になって親と同居している状況
・大人同士の家族のコミュニケーション
・母親との同居がつらくなるとき

など、多岐に渡ります。

そして、初めに結論を言うとこの問題はかなり難しいです。おそらく、色々な人間関係の中で、一番難しい関係は「親子など、血のつながりのある関係」だと僕は考えています。

というのは、やっぱり人は何十年もかけて付き合ってきた「自分の癖や思考、習慣」などがあります。それを抑制するのは「他人同士だから」という理性なのです。どの人も「社会と接して生きていく」わけだから、だから、家の中でならある程度「自分の好きなようにさせて欲しい」とか「親子だから」という甘えがどうしても出てくるわけです。

よく、その家の家庭事情について知らない人にお家で起きている問題について相談したりすると

「いや、親子といえどもルールを設けて、守ってもらった方が良いよ」

と言われたりします。そして、そういう正論が一番通用しないし、逆にその正論が害悪になってしまう関係も親子とか家族関係なのです。

「ルールを設けて、お互いに守る」

それはすごく理想です。でも、この理想を実現するのが難しい理由があります。この理想を達成する人同士は、すごく色々なことがあって成熟した人じゃないとできないからなのです。

では、「当惑してしまう隣人にもなりかけている家族関係」についてどうしたら良いのか。

これは是非、以下のことをやってもらいたいのです。

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