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ある人が思ったよりも伸びないことについて

いきなり激烈なタイトルですみません。今回すごく自戒を込めて書きたいことがあります。

占いの仕事をやっていると、たとえば事業の相談であったりだとか、起業をする、フリーランスでやっていくなど、いわゆる「一大決心の相談」は数多く寄せられてきました。

それで、これは占いとは関係なく、「27歳ぐらいからついてくる差って何だろう?」と皆様は思ったことはないですか?つまり、20代前半までものすごく光り輝いていた人がいて、そして、そういう人は仕事なり人脈なりでブイブイいわせている。でも、20代前半の時間が過ぎて、27歳を越えたあたりで「え、あの人が?」と思われる人が起業とか独立みたいなことをして、どんどん仕事を勝ち取っていったり、活躍する場面を見ていったりする。すごく失礼な言い方をすると、「ある年齢を越えるまで、そこまで目立たなかった人。むしろ、弱かった人」の方が27歳を越えて「こんな爪を隠していたのか」というぐらいまで、表に立って活躍するような話。

人生の面白いところでも、そして、冷酷なところでもあるから、人生の前半戦で「勝ち戦」しかなかった人が、いつの間にか目立った話を聞かなくなってくる。その一方で、人生の前半戦で「負け戦」ばかり積み重ねてきた人、本当に「もう私なんて何もない」と思った敗北を経てきた人が、何かの機会に脱皮をして「あ、なんか知らないけど、これが勝つということなのかな」という実感をつかんでいく。もちろん、人生は長いです。人生の前半戦で勝ってきて、どこかでスランプを迎えて勝てなくなったけど、その後きちんとスランプを脱して、再び「その人にしかできない勝ち方」をしていく人も無数にいる。あ、ちなみに「勝ち」とか「負け」みたいな表現を使っているのはわざとで、「勝つことが全て」とか「負けたらダメ」とは全く思っていませんからね。

もうちょっとこの話を続けさせて下さい。

これ、僕は人としても、そして、占い師としてもすごく興味がある話なのです。

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