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占いをどこまで参考にするか

今回のお手紙から取り上げたいのが「占いをどこまで参考にするか」の話なのです。

けっこう問い合わせがきてしまうため、毎回このようなお断りをさせてもらって申し訳ないのですが、今は仕事のスケジュール的にまったく個人鑑定ができない状態で、お休みさせてもらっています。でも、過去に占いで個人鑑定をやっていた時に、けっこうお客さんで「前に会った占い師さんと相性が悪かった」と言われることがあったりしました。そして、おそらく僕自身もたくさん言われていたと思いますし、僕の占いと相性の悪い方は今でもたくさんいらっしゃると思います。

そういう背景があった上で「占いをどこまで参考にするか」について書いていきたいと思います。

僕が占いに対して思うことで、一番大事なことは「占いは言葉によって伝えられるもの」なのです。

「そんなの当たり前じゃん」

と思われると思うのですが、言葉で何かを伝えられるって、すごく怖いことです。

たとえば、「最近ちょっと調子悪いな。昨日もせっかく仲良くなれると思った人と仲たがいみたいになってしまったし」とモヤモヤしている時があったとします。そして、雑誌でも、占い師さんに直接会ってでも、そういう時に「あなたは今年人間関係運最悪ですね」と言われたらどうでしょうか。しかも、それが新年が始まった1月20日とかに言われたら、もう後の340日ぐらいダメだという烙印が押されてしまうわけでしょう?

言葉は容易に呪いになります。

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