動物的な人は特定の観光地に行けない

今日はちょっと占いのことを書きたいのですが、対面で個人鑑定をやっていた頃に思ったことがあって、人間って「人間的な人」と「動物的な人」の二つに分かれると思うんです。

たとえばなんですけど、「人間的な人」というのは、周りの情報をベースにして生きていくんです。たとえば、明日はせっかくの休日だからおいしいハンバーガーが食べたくなった。そしたら、家の近くか、それとも前から行ってみたかった地域のハンバーガー屋さんをネットで調べて、評価が良いところに行く。

こんなの「当たり前じゃん」と思われると思うのです。つまり、人間的な人は、先行する情報を取り込み、それを分析し、自分にとって良い形で使っていく。

では、動物的な人はどうなるのか。

ハンバーガー屋さんを調べます。そして当日、隣にあった気になるお蕎麦屋さんに入ってしまいます。

こういうことが起きてくるのです。

人生全般に関しても、データで分析をするというよりかは、ある種の「匂い」に惹かれてふら~っと出掛けていっちゃったりする。友達と待ち合わせをしても、遅れてしまって「先に行ってて」と言うか、けっこう早めに着いちゃって、「ちょっとその辺を歩いていた」とか言う。観光地とか見知らぬ場所に行くと一日目は落ち着けなくて、眠れないとか。だから、ひとりでフラフラとホテルの周辺を歩き回るとか、そういう行動が多くなったりする。身を縮めるように寝たり、「穴に入った熊」のように、ヘッドホンで音楽を聴いて「即席引きこもり私空間」を作ったりする。

人間的な人というのは、まぁいわゆる、普通の社会生活が送れる人です。ただ、今回取り上げたいのが占いで見てきた「動物的な人」で、この人達は社会生活を送る上でやっぱりまぁまぁ苦労をする。それで、自分なりの巣穴というか、獣道みたいなものを用意して、そこに生息するみたいなことをやっていくのです。「社会生活に何割かは合わせるけど、何割かは自分の流儀で生活していないと息苦しくなってしまう」というグループなのです。

ここで動物的な人についての特徴を少しまとめると

1. 年齢不詳 

まずやっぱり、すごく年齢不詳です。動物的な人って、すごく大人っぽい恰好をしていても、どこかで中高生のアイテムを身に着けたがったりします。外でそれができない人は、家にぬいぐるみが置いてあったりする。どこか「5歳の時の自分と同居している」ところがある人たちだから、「子ども的なもの」を求めるところがあります。自分の中に「子ども」がいないと「そんなの絶対嫌だね」とか「これは素晴らしい。是非やらせてもらうよ」が言えなくなってしまう怖さがあるから。

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