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7月の悩み相談お返事①「好きな仕事での行き詰まり」

うつけさんより

しいたけさん、いつも優しい占いありがとうございます。今、ちょっと行き詰まりを感じています。ライターの副業を始めて2年、前回のチャンスでは思うような結果が出せず、そこから自分なりに努力を重ねて再びチャンスを掴みました。今出せる全力で打ち込み送り出した作品は、読んでくれた人からの評判はよかったものの、“数”としては目立つほどの成果を上げられず、続けていくことは現状難しいとの返事がクライアントからきて……仕方ないこととはいえ、落ち込んでいます。正直、本2冊分のボツを経た上に仕上げた渾身の作だったので、じゃあこの後どうしようか、と燃え尽き気味です。それでも、なんとかこの道でがんばっていきたい、そしていつかは大成したいと願っています。今後につきまして、同じライターでもいらっしゃいますしいたけさんの目線から、何かアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

~しいたけ.からのお返事~

これはですね、いつもけっこう悩み相談は本気で答えているのですが、こちらはより一層本気で答えますね!

僕がいわゆる「占い」という分野で起業する時に、参考にした本があるのです。それは、漫画家の西原理恵子さんの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』です。これをまず読んで欲しいのと、最近だとそれこそライターとか作家志望の方に対してすごく色々説明してくださっている田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』がすごく刺さりました。特に田中さんの本って「バズりたい文章を書こうとする人は、出発点が間違っている」というようなことを力説していらして、すごくその部分も刺さったのです。

そして、僕自身の意見を言うと、僕ですね、インドに行ったことがあったんですよ。占いの修行として、真夏のインドに行って気温が42度ぐらいのところで石と会話してきたりしてたんです。

ただ、僕はこのインドの経歴を大々的に前にはあんまり出したくなくて、というのは、10日ぐらいの日程だったし、別にインドに行って神秘的なパワーなんて何ひとつ身に着けて帰ってこなかったから(笑)

ただ、僕の中でインドに行って帰ってきた時に、なんとなく「あ、人生勝ったかも」と思ったのです。所持金52円ですよ。でも、なんかそう思えてしまった。どうしてかというと、インドに行った当時の僕の年齢は26歳で、同級生とか同い年の人達はみんな、僕がインドなんかに行っている間に取引先の人と会食をしたり、上司から企画書を書くように命じられたりしている時間を過ごしている。

それをしないで、僕はインドに行った。

それでも何か「勝つかも」と思ってしまったのです。

どういうことなのか説明しますね。

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