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エネルギーが高い言葉に疲れてしまう

今回の相談者の方は看護師さんをやっていて、そこから色んな流れもあり、自分でビジネスを始められたそうなのです。

確かに、今の医療の現場にいらっしゃる方は色々と思うこととか感じることもいつも以上にあるんじゃないかと思います。それで、ビジネスを始める際、同じように「ビジネスをする人の圧やエネルギーの高い言葉」、コントロール感のある謳い文句にひどく疲れる自分がいます。これって私の心が疲れているからなのでしょうか?という相談を受けました。

今回のお手紙から取り上げたいのが「エネルギーが高い言葉に疲れてしまう」の話なのです。

これですね、すごい怒られると思うのですが、僕が個人的にこの世で一番苦手な言葉のひとつに「5年後何をやっていたい?」があるのです。いや、ごめんなさい。この言葉を使っている素敵な知人も何人もいます。でも、個人的には特殊な「エネルギー値の高い言葉」の一種だと感じてしまって、苦手なんです。ごめんなさい。

そういう意味で、今回この相談に共感しまくってしまったのですが、相談者の方の「ビジネスをする人の圧やエネルギーの高い言葉」を浴びたことがある人、いらっしゃいますかね。やっぱりすごいですよね。

ただ、「ビジネス」という界隈とかテリトリーとか、そこで扱われる言葉であったり、思想であったり、そういうのには個人的にすごく興味があります。というのは、テレビのドキュメンタリーとか、あと、本とかで読んでいても「起業」とか「ビジネス」って、やっぱりすごく「意志の力」が重視されているじゃないですか。

まぁでも、そうですよね。起業したり、ビジネスの世界に足を踏み入れたら、どんなに苦境に陥ったとしても「自分が決めたことだから」という決意が大事になってくるのでしょうし、道に迷った時には「私は3年後に地域でナンバーワンのサービスをすることに決めたのだ」とか、そういう軸がどうしても必要になってくる。

あとやっぱり、ビジネスの世界って「強い者に巻かれろ」みたいなところもあるから、虚勢を張ることもそうだし、自分を盛ることも多少必要になってくるかも知れないし、業界人が知りたい裏話であったり、特殊な人脈であったり、付き合いで使えるお店も、あと、場合によっては美男美女との知り合いなんかも大事になってくるかも知れない。

ビジネスって、自分のやりたいことをやって、それが仕事になったり、社会的な需要になっていくのが目的なのに、何か妙に色々な「おまけ」がついてきてしまう。なんか、僕自身も会食やパーティに参加して仕事を取ってきたタイプではなかったりします。

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