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うまく表情が作れない

今回のお手紙から取り上げたいのが「うまく表情が作れない」の話なのです。

今回の相談者の方は、自分自身が「無表情で誤解をされやすい性格」みたいです。他人にプレゼントを渡すのが好きなのだけど、そのような「誤解のされやすさ」から、相手に「何か見返りを求めているんじゃないか」と誤解を与えているんじゃないかと思って怖く感じられてしまうそうです。なるほど、そうなんですね。文面からも切実さみたいなものが伝わってきました、その誤解をされやすい性格を変えたいそうです。

まずですね、このお手紙を受け取った時に、相談者の方が「無表情で誤解をされやすい性格」だとご自分でおっしゃられているんですよね。でも、それに対して「プレゼントを渡すのが好き」という、まったく「反対」のような行為をしているところに感動してしまったのです。

つまり、この「プレゼントを渡す」に自己訓練的なところがあるのかなと思いました。ほら、「誤解を与えるのが怖い」と感じている方だからこそ、他者に接するのも怖くなってしまいますよね。でも、自分を訓練させて、いつの日か「誤解を与えずに人と接したい」と願って頑張っておられるのかなと思って。それがまず、本当にすごいなと思いました。

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