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休むことと怠けることの違いが分からない

今回お手紙を下さった相談者の方は「休むことと怠けることの違いがわからず、うまく休めずに苦しい。自分に優しくしたい」というお悩みがあるそうです。

これはですね、相談者の方の記述が面白かったです。「休みたい、やりたくない、だるい」と思っても「それは怠けなんじゃないか」と思いギリギリまで自分を酷使してしまうところがあるそう。その結果として途中で力尽きたり、イライラして周りに当たって自己嫌悪になったり、休息が足りない状態で動くために逆にコストパフォーマンスが悪くなってしまったりするそうです。

なるほどなるほど、自分の頭の中ではけっこう明確に「休息が足りてないな」とわかっている状態なんですね。「自分が休めない原因」みたいなことも書いていてくれて、それは「目標が高すぎるのではないか」とか「ハードルを下げても良いんじゃないか」とおっしゃっていました。

今回のお手紙から取り上げたいのが「休むことと怠けることの違いが分からない」の話なのです。

まずですね、「休むこと」と「怠けること」の違いを僕なりに考えてみたんです。

そしたら、その二つを分ける大事な基準のひとつに、「やるべきことをやっているか」があるかどうかが考えました。

たとえば、「ずっと仕事をしていて疲れた。久しぶりに仲の良い友達から連絡が来て、夜中の2時まで話した」とか、そういうエピソードがあったとします。

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