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生産性のない時間のススメ

今回のお手紙から取り上げたいのが「生産性のない時間のススメ」の話なのです。

「ダラダラしている自分に憂鬱になる」、「どこかで人生に対して本腰を入れなければいけない」、「やる気スイッチが遭難した」とか、そういうご相談はかなり多いですし、また、4月とか5月とかはすごく多いですよね。

これは何回も話をして、「もうその話聞いたよ」と思う方もいると思うのですが、僕が救われた話をさせて下さい。

僕の人生の中で最大の悩み事も「ダラダラしてしまう」ということだったのです。僕は20代の頃にずっとバイトをしていたので、そのバイトが深夜の2時まであったのですね。それで、大学に行ってたんですけど翌朝が全然起きられなくて、留年もしました。

「なんでこんな疲れやすいんだろう」

と思ったこともありますし、時間をまったく有意義に使えていなかった自信があります。

人と会うのが疲れるし、集団生活も疲れる。その時間から抜けて、家でゲームをすることだけが楽しみの人生だったのです。

自分を何回も変えようとしたけど、けっこう無理でした。

その時に出合った言葉があって、僕の今でもの恩師であるシンガー兼精神科医の名越康文先生が、ゲームのやり過ぎで社会生活を送れなくなる危機を何回か迎えたみたいなのです。

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