自分の口から言葉を出す大切さについて

皆さんは人前で話すことが得意だったりしますか?

人前で話すといっても色々な形態があって、たとえばみんなの前でプレゼンをするのもそうだし、会議の時に「あのー、私の意見も言ってよろしいでしょうか?」と発言するのもそうだし、あと、仲間内で集まっている時に「私行ってみたいお店があるんだけど」と口火を切るのもそうです。

人前で何かを発言するということは、その場の空気を変える可能性が常にあります。

たとえば、「私、行ってみたいお店があるんだけど」という発言も、その後に「なんかね、おいしいハンバーガーの店が近くにあるみたいなの」と言ったら、「実はサバ味噌煮定食が食べたかった」人の空気を多少壊す可能性も出てくる。

言葉や発言は、常にその場の空気を変えていく力を持つ。

それで、今のこの2020年という年の占いをしばらくやってきて、「言葉によって空気を壊すことの大切さ」って実はすごく大きくあるんじゃないかと考えたのです。

というのは、今年はやっぱり多くの人が、従来のように「人に会わない生活」を続けてきている。自分一人でやって、自分一人で処理をしていく。それってやっぱり歴史的に見てもすごいことなわけでしょう?

それでなんかね、変なことを言いますよ。衝突とか、反論とか、「え、ハンバーガー?サバ味噌煮定食でしょう?」とか、コミュニケーションで発生していたそういう一連の出来事がすごく懐かしいと思ってしまったのです。

コミュニケーションって

「自分がやりたいことを、そのままスムーズにできない」

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