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心が容れ物のように感じる

今回の相談者の方は「心」についてお手紙を下さいました。心は色々なものに例えられるけど、この相談者の方は自分の感覚を言葉にして下さって、すごく面白かったです。

お手紙の内容に入っていくと、この相談者の方は「自分の心を容れ物」とか「ライブラリー」のような感覚で捉えてきたようなところがあったそうなのです。あれなんですかね、自分の心がライブラリーということは、ある程度色々な「喜怒哀楽」などの出来事を、本棚のようなところに整理して、ストックしてきた感じなんですかね。いずれにせよ、ある程度「整理整頓された心という容れ物」を持たれている方なのかも知れないと想像しました。

それで、この相談者の方は最近ショックな出来事があり、「心」という容れ物に穴やヒビが入って水が漏れているように感じてしまっているそうです。こういう時はどういう風に自分を扱ったら修復できるでしょうか?というご相談でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「心が容れ物のように感じる」の話なのです。

「自分の心をどうとらえるか」

は、すごく面白いテーマですよね。色々な人に聞いてみたいです。この相談者の方は「ライブラリー」とおっしゃっていて、それがやはりすごく面白かったです。僕の場合はけっこう「野生動物の巣」みたいな感じです。穴を掘って入っていくやつ。心が「ライブラリー」という建物の中にあるものなのか、それとも「巣」のように自然界の、地下にあるものなのか。そういうエレメントのようなものの違いが各人にあるのを想像するだけで面白いです。「私の心は風とか空みたいな感じです」という人もいるかも知れないし。

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