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救いようがないという状態

今回のお手紙から取り上げたいのが「救いようがないという状態」の話なのです。

僕が占いを仕事にしたいと思った理由のひとつが、「他人には話せない話を、どこかで出せる場所がないから」だったのです。ほら、どの人も他人にも友達にも言っていないけど、実は家族に問題があるとか、仕事が上手くいかないとか、どうしても使っちゃいけないお金を使ってしまうとか、あとは、どうやっても運に見放されてしまうとか、そういう話の一つや二つはどの人も持っていました。

実際に、僕が占いという仕事をやってみて、いわゆる「他の人には話していない不幸な話」というのは、その後なんとかなったお客さんもいらっしゃったり、おそらく、まだ継続して苦しんでいるお客さんもいらっしゃると思います。僕自身は、今は個人鑑定をやっていないのですが、もし今執筆の仕事などもしていなくて、個人鑑定の仕事を継続していたとしても、昔みたいに一日4件とか受け持つのは難しいかも知れません。

ただ、占いをやってきた経験から、人は不幸に対して全くの無力なわけではないとは感じてきました。たとえば、家族関係が悪くて、自分の仕事も上手くいかなくて、恋愛もなかなか成就しない。そういう状態に陥ったらすごく悩んでしまうこともあると思います。

でも僕は、人は不幸に対して全くの無力なわけではないと考えています。

不幸とか、救いのない状態から抜け出す方法。

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