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電話が苦手な人達へ

前より大分軽減されたのですが、僕は電話がとても苦手なのです。自分が電話を掛けるのも苦手だし、電話が突然かかってくるのも苦手です。そして、世の中に「電話が苦手グループ」は思ったよりも多くいることも知りました。今回、「電話が苦手な人とはどういう人なのか」について話をしていきたいです。

電話=突然の侵入者

昔、占いの個人鑑定をしていた頃に「このお客さんとは仲良くなる」と思った人が全員、事務所についてすぐに「あ、すみません。ちょっとおトイレ借りて良いですか?」と尋ねてくる方だったのです。

この「来ていきなりトイレを借りる行為」を、僕は「呼吸を整える儀式」と呼んでいたのですが、多分、初対面で、個室で、占いで、何を言われるかわからんとか、そんな緊張しちゃう環境の中で「まずはその場の空気に馴染もう」とするのがトイレを借りる行為でもあると思っていて、そこでちょっと一呼吸を置く。それで、「あ、どうも本日はよろしくお願いします」とお互いに言い合うような空気が僕はすごく好きだったのです。

僕自身も、誰かと待ち合わせした時には15分ぐらい早く現場に着いて、その周辺をウロウロしたいのです。そこでちょっと、その場の空気に馴染みたいというか、その場の空気に呼吸を合わせたいという気持ちがあるのです。だから、変な話、東京の六本木で待ち合わせをした時と、少し郊外で待ち合わせをした時とでは全然空気が違います。個人的な話をすると、僕が大人になって仲良くなる人達はみんなトイレが近いです。でも、異様なぐらいに強い、チューニングするみたいな集中力を持っている人が多いです。

そろそろ電話の話です。

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