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職場の人間をコントロールしようとする人

今回頂いたお手紙は「職場で洗脳してこようとする社員さんへの対処法」という、なかなか過激な内容でした。

相談者の方の仕事場に新しい社員さんがやってきて、その方の圧が強くて困ったそうなのです。教育熱心なのはわかるのだけど、教育という名の洗脳に近いものもあったり、そこで働く人たちをコントロールしようとしているようにも見えてしまう。それに対して、取り締まるはずである上司はあまり口出しをしないでいた。まぁ、放置か、店長も一緒に、そういう「再教育」みたいな方針があるかも知れないですよね。それとも単純に「面倒くさい」と感じての放置なのか。

それで、相談者の方はその社員の方のマウントを取る行為にストレスが溜まり、体を壊してしまったこともあったそう。今はその人の“やり方”が分かり、少しスルーすることを覚えたそうなのですが、今の仕事が好きなので上手く乗り越えていく方法を知りたいという相談でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「職場の人間をコントロールしようとする人」の話なのです。

いますよね。こういう人。秩序を壊してしまう来訪者。これ、もちろんありがたい場合もあると思うのです。長くそこにいる人達にとって、現状とか「今までやってきたやり方」は当たり前のものになってしまうから、それを破壊したり、改善してくれたりするのは「空気を読まない新規の来訪者」であることは多い。でも、一方で、この相談者の方のお手紙のように、コントロールとか、洗脳みたいなこともけっこう普通にやってくる人がいる。

ちょっとこれね、個人的な興味も含めて話したいのですが、周囲をコントロールしようとする人達って、異様に体力ないですか?健全な体力ではなくて、ある種の執拗さを感じる、異様な熱量を伴う体力というか。いや、僕ももちろんこれまで何人もそういう人に会ったことがあります。で、やっぱり第一印象で思うのが、異様なエネルギー量を持っている。たとえば、「普通」という言い方は良くないけど、大人が誰かの悪口や陰口をたまに言うことはあるけど、「週に何度か、毎回夜の12時過ぎまで誰かの悪口を言う」ってちょっと尋常じゃないですよね。「よくそんな他人の悪いところを発見できるな」というぐらいに、色々な人の悪口をとめどなく話したり。

やっぱり、そういう人達って「何かに燃えている」という印象が強いです。

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