願いを叶えていくための、「信用」のお話
今回のコラムのテーマに関しては、僕自身がずっとどこかで「書きたい」と願ってきたテーマなのです。
僕自身もそうなんですけど、僕の周りの好きな人達がなんとなく持っている持論みたいなものがあって、それが
「ある分野で成功したい場合、自分のしたいことはしてはいけない」
なんです。
過激に聞こえたらごめんなさい。
ただ、大きく勘違いして欲しくないことがあって、
「そっか。やりたいことはやっぱりやらない方が良いんだ」
とか
「自分の嫌いな分野とか、苦手分野でこそ、石の上に10年なんですかね」
とか、そういう「自分を抑え込んだ忍耐がいいよね」みたいな話では全然ないんです。
改めて、「ある分野で成功したい場合、自分のしたいことはしてはいけない」。
これは一体どういう意味で言っているのでしょうか。
たとえば、「自分としては本格的な心理の相談を勉強してきたんだけど、仕事として依頼されるのが、嫌になるぐらいに恋愛相談ばかり」と愚痴る人がいたら、実は、「本人も自覚していない、恋愛相談の才能がすごい」みたいなことがあったりする。
もうちょっと例えの話を続けていきたいのですけど、ある人が頑張って、アイドルオーディションに合格したとしますよね。さらっと書いたけど、これはもう、大変なことです。
でも、その人は子どもの頃から周りを明るくしたり、あと、「芸能界に入ってもやっていける」と周囲から思われている人で、やっと念願叶って「プロのアイドル」の登竜門に合格しました。
そして、いよいよ自分のアイドルとしてのイメージカラーが決められていく時に、その本人としては「私は絶対に赤だ。このチームの中でイメージカラーの赤を担うのは、私しかいない」と思ったとする。でも、実際にその人にあてがわれたカラーが「青」だったとします。
本人的にもけっこうな挫折だし、周りからは「いや、青も立派な色だよ」と言われたりもする。
僕が言いたい、
「ある分野で成功したい場合、自分のしたいことはしてはいけない」
の話は、この架空の例え話と実は同じなんです。
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