ある技術や影響の恩恵を受ける人と受けない人の違い

人生のところどころで、何かや誰かからの影響を受ける。これって改めて、重要なことなんじゃないかと考えます。

 今日は少しざっくばらんに話をしていきたいのですが、僕は今、「占い」でご飯を食べていっています。当然、占いを教えてくれた方もいたし、本を読んで技術を学んだりしました。占い以外の勉強に関しても、色々な教室や講座にも通ったことがあります。ただ、ここで考えることがひとつあって、「技術の習得」というものは、できる人とできない人との間でけっこう大きな差が出てしまうものでもあったりする。

 これはもちろん、大前提の話として「向き/不向き」の話はあると思います。たとえば僕がアパレルのデザイナーになりたくて、師匠を探して勉強したとしても、あんまり上手くいかない予感があります。というのは、僕にとって「しいたけ占い」がそうであるように、基本となるデザインをかなりしつこくやり続ける性格だからです。だから、アパレルのデザイナーにあったとしたら「黒いスウェット2022」とか、同じものばかりを作り続ける気がします。基本となるデザインを変えたくない。

 もちろん、「向き/不向き」は工夫や発想によって強みに変えていくこともできます。「センス」と呼ばれるものは、「その人がどうやって“向いていること”や“向いていないこと”を、自分の武器に変化させるようにもがいてきたか」の歴史なんじゃないかとも、個人的には考えます。

 話を戻して、「技術の習得」ができる人とできない人がいる。その違いは何なのか。

 あくまで「個人的な意見です」と断った上で言うと、

 「ある技術が習得できる人というのは、『あ、それはそうかー!』と言える人である」

 みたいなことなんじゃないか。

 経験上、「ある技術を習ったけど、その技術の恩恵をなかなか受けない人」というのは、習った技術を上書き保存してしまう人のような気がします。つまり、「自分の技術」にしようとしてしまうのです。なんで、「習った技術を自分のモノにしてしまう」と、その技術の恩恵があまりよく受けられないのか。

 ここから少し、わけのわからない話をさせて下さい。

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