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相手がなかなかこちらの空気感を読んでくれない

今回の相談者の方は「噛み合わない友人と距離を置きたい」という相談でした。あと、この方は「きのこ中毒」になるぐらい、私のwebも書籍も読んで頂いているという報告を頂きまして、本当にありがとうございます。幸運の胞子が飛んでいきますように。

話を戻すと、相談者の方の前の職場の同僚の方がいて、その方が相談者さんのことを純粋に大好きみたいなのです。相手はおそらく「親友」くらいに思っているそう。その相手の方は純粋にやさしいところがあるみたいなのですが、ここちょっと、毒舌表現が入っていたので、苦手な方はすみません。ひどい言い方になってしまうと前置きした上で、洞察が浅いというか、紋切り型のきれいごとを信じているようなところもあるそうなのです。そういう相性ありますよね。同じ心でも、「すごく澄んでいる泉」のような人か、それとも、「綺麗過ぎる泉」は居心地がちょっと悪くなってしまって、少し濁っていた方が良い人もいるでしょうし。

それで、相談者はその人と会うといら立ち、疲れてしまうそうです。彼女といるときの自分が好きではないと。その人に自分の悩み・苦しみを話しても何も伝わらず、検討違いな、わかったようなことを言われてしまうそう。噛み合わない。

その人と同じ職場を離れて半年以上経って、正直、このまま疎遠になりたいと思っているのだけど、その彼女は頻繁に会いたがってしまうそうです。その後も色々な記述があったのですが、なかなか相手には伝わらず、ポジティブでリカバリーも早いので、どうしたら良いのか。そういうお手紙でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「相手がなかなかこちらの空気感を読んでくれない」の話なのです。

うわー、これはすごくわかります。かなり似た悩みを持っていたことも僕にはありました。そういうことでまず、僕の話をさせて下さい。

僕にはとても仲の良い友人がいて、人生の一時期に、「三日に一回はその人と一緒にいた」みたいに、濃厚な時間を過ごしてきました。今はお互いに忙しくなって、あんまり会わなくなったりしたのですが、それだけではなくて、「ちょっと距離を取った方が気持ち良く付き合えるな」と感じたこともあったのです。

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