妻に優しい言葉をかけてあげられない
今回の相談者の方は「妻に優しい言葉をかけてあげられないこと」で、相談があるそうです。
この方は結婚して3年目になるそうですが、奥様も相談者の方も、フルタイムで働いているそうで、家事は余裕がある方がやるスタイルだそう。そのことに関しては、お互いに不満なくできていらっしゃるそうです。
問題なのは、夜ご飯の時に、奥様が今日一日のお仕事の愚痴を話してくるみたいで、相談者の方はそれに対して優しい言葉をかけてあげられないそう。なるほど。決めつけてはいけないですけど、これってまぁまぁ多くの男性が悩む問題な気もしています。
奥様の方から、「仕事がうまく回らなくて」や「上司に仕事を巻き取られて悔しかった」など言ってきても、相談者は「もっとこうしたらいいんじゃない?」と返してしまうそう。つまり、具体的な対策や解決策を伝えてしまう感じですかね。
それ以外でも、奥様は週末にたくさん予定を入れていることもあり、疲れが溜まっている様子が見えるそうです。夜遅くまでずっとスマホをいじっていることもあるようで、それに対して「もっと早く寝たほうがいいよ」とか、「スマホばっかりいじってないで本とか読んだら?」と、正論っぽいことしか言ってあげられないこともあるみたいです。
なぜ奥様にこのようなことしか言えないのか、ご自身としては、「自分で疲れるようなことをしておいて、それに疲弊している姿にイライラしてしまうから」だと分析されており、お手紙の最後には、「どうすれば、やさしい言葉をかけてあげられるようになるでしょうか。そして、どうやって妻がもっと元気で生き生きと暮らせるように助けてあげられるでしょうか」という言葉が綴られていました。
今回のお手紙から取り上げたいのが「妻に優しい言葉をかけてあげられない」の話なのです。
このお手紙は本当に素晴らしくて、そして、真っすぐに悩みをぶつけてきてくださって、本当に「素敵だな」と思ったのです。
でも同時に、このお手紙の内容は僕の中で何かが引っかかったのです。
この相談者の方が出してくださったお手紙には真っすぐに向き合いたいので、「何が引っかかったのか」についての話を、まずは正直にさせてください。
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