「もうこの人には嫌われてもいいや」と思ったら
皆様はどこかのタイミングで「あー、もうこの人(達)には嫌われても良いかもな」と思ったことはあるでしょうか?あるとしたら、けっこうあれドキドキしますよね(笑)それこそ、それまでの付き合いであったり、その人の良いところもお世話になったこともあるわけで、「自分から距離を取る」と選択しちゃうことって、すごいワガママであるかも知れないから。
正直に言ってしまいますが、僕は自分の人生の中でもうけっこう数えきれないぐらいに「もうこの人には嫌われても良いかもな」と思ったことがあります。すごい嫌いになったわけじゃないけど、どこかその人と一緒にいると「前には進めない」という感じがしてしまう。ただ、不思議なことに、そういう時は大体相手も同じことを考えてて、自然と連絡を取り合わなくなったことも多かったりしました。
話を戻して、「もう嫌われても良いかもな」と思ってしまった時。それってやっぱり「一回きり」の考えじゃなくて、何回も何回もある人を考えたりすると「なんか知らんけど、しんどい」と感じて、その人とか、その人達に会った後の帰りの電車、もしくは翌朝の朝食ぐらいまで「しんどさ」とか「何か言葉では説明できないモヤモヤ」が残ってしまったりする。
繰り返すけど、だからといって簡単に距離を取ることは難しかったりします。相手に「何かあなたに会うとしんどくてね。なんでだろうね。ちょっと距離を取りましょう」なんて言うのは大変失礼だし、人としてそんなことはもちろん言えない。
でも、僕は「もう嫌われてもいいかもな」と思うことに、プラスの面もちゃんとあると思うのです。
ある人と距離を取るということは、個人対個人じゃなくて、「その人が仲が良い人も含めて、グループ全体と距離を取る。もしくは、もう連絡を取り合わなくなること」を意味します。それって、やっぱりすごく怖く感じられることもあります。
でも、占いという現場でもそうですし、実際にプライベートで仲の良い人達に話を聞いても、なんとなく幸せそうな人、もしくは、なんとなく光っているような雰囲気を持つ人って、「ある人間関係からは距離を取ってきた数々の歴史」があったりします。ずっと同じグループの中にいる人の方が、むしろそういうことの方が奇跡的に少ない。あ、もちろん「同じグループでいるのがダメ」なんて言っていないですよ。
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