見出し画像

【7月の牡牛座のフォローアップ記事・おまけ】人へ歩み寄りができない

ちょっと今回は特別編で、7月の牡牛座のフォローアップ記事で取り上げられなかったけど、すごくいいなぁと思った質問についてお答えしたいと思います。

とまとさんより

しいたけさん、こんにちは!
7月後半の「歩み寄るチャンス」について質問です。
この記事を読み、自分に当てはまり過ぎて笑ってしまいました。
心のどこかで人に言っても仕方ない、わかってもらえない、自分でやるしかないという思いがあるのだと思います。
今までならそれでいいや、と思いますが、せっかく大きく変われるチャンスなので、歩み寄ってみたいです。
前にしいたけさんの記事にもありましたが、人に頼る時や悩みを相談する時など本音を出そうとすると少し逆ギレ状態になってしまいます。逆ギレしないと本音が出せないのです。笑
歩み寄ることが苦手で抵抗がある人にもう少しアドバイス頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします!!!



~しいたけ.からの回答~

歩み寄るって、すごく面白いことで、「好意をあからさまに示すと相手がちょっと引いてしまう問題」ってあるじゃないですか。

今までは知人とか、友達関係だった人から「あれ、急なんだけど今週の土曜日空いてる?」といきなり切り込むと、相手側からしても「え、なになに?」となります。そこで、相手が「自分に対して好意がある」のがわかっていれば「え、空いてる空いてる! どっか行こう!」となるのですが、そういう場合は「ちょっと誘ってきてくださいよ」というサインがあったりもするかも知れません。

いずれにせよ 

「相手が自分に好意があるかどうかわからない状態で、相手に一歩近づこうとする」

ってすごく怖いことでもあると思うのです。

例外として、自分自身が「異性も、同性も、突発的に“どっかいきましょう”」と誘えるキャラの人は例外なのです。
これ、大事なことなので覚えておいてください。

その前にちょっとこういう話を聞いて頂きたいのですが、もうずっと前、僕がまだ20代の前半だった頃だと思います。恥ずかしいのですが、その時まで全然かなり性格がひねくれていて、その頃近所の大人同士の「毎日暑いですねぇ」と「寒くなりましたねぇ」の挨拶が全然理解できなかったのです。笑 「いや、言わなくても暑くなったとかわかるじゃん」って。本当に尻が青かったと思います。

自分が大人になってから思うのですが、「毎日暑いですねぇ」と「寒くなりましたねぇ」は、会話としてオチもないし、「こんにちは」に続く、ただの意味のない話というわけではないのです。

あれはおそらく「何かあったら話してもらって大丈夫ですよ」のサインなのです。

近所同士で、何十年顔を合わせてきている仲の良い間柄でも、「こんにちは」で終わったらそれまでだけど、その後に「毎日暑くなりましたねぇ」と言えば、「そういえば最近」って、何か愚痴を聞いてもらいたい時とかにつなげることができるのです。

だからたとえば美容院とか行った時に、人見知りの人は「お休みどこか行くんですか」って話しかけられたくないと思います。笑 でもあれって、「もし良かったらあなたのことを教えてください」という、会話の呼び水でしあって、あれを別に断っても、お互いにあんまり傷つかない。


ちょっと話を戻して、大事なことを言いたいのですが

「好意を持つ人がいるけど、その人にもう一歩近づくためにはどうしたら良いかわからない」

という人は、人見知り成分を持っています。ですから、全然気をつかわなくて良い人に、
心の中で構わないので「暑くなりましたねぇ」とか話しかけてみてください。マンションの管理人さんとか、炎天下の中で車を誘導しているガードマンさんとかでも良いです。心の中で「暑いのに大変ですね。ご苦労様です」と声を掛けてあげる。これがおばちゃんとかおっちゃんになると、実際に口に出して声を掛けられるようになるのですが、若者はやっぱり恥ずかしいし、変になっちゃうから心の中で大丈夫です。


1人の好意のある人に話しかけたい、自然な感じで打ち解けたいと思ったとしたら、最低10人にはいつも「暑くなりましたねぇ」とか心の中で声を掛けておくことが必要になります。


イメージで言うと、「あの人と仲良くなりたい!」と思って、猪突猛進スタイルで、ひとりだけに狙いを定めるというよりかは「あの人が気になるおかげで、私は色々な人の表情が目に入るようになった。世の中って色々な人の仕事とか気配りでできているんだな。

私も、せっかく気になった人ができたし、色々頑張っていきたい」とやっていくと、あなたご自身の表情がもっと素敵になります。やさしくなり、そして、その人を知る前の自分より、ちょっと強くなった自分ができていくから。

頑張ってください!

いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。