年末年始に願ったことを、もう一度目の前に置いてみる
僕が占いという仕事をやっていて、「一年の内で、一番大事な期間はどこか?」とか、いわゆる「吉日」や「吉の期間」みたいなことについて聞かれた時に、やはり、その第一候補として「年末年始を含む、お正月の期間」と答えます。
もちろん、お正月を巡っては旧暦の節分が、東洋の占いなどでは「新しい年の幕開け」にはなっているんですよね。
でも、一般人としての感覚としては、12月31日が終わり、各地で「明けましておめでとうございます!」と言われる1月1日の方が、「なんか、めでたい感」を感じたりもしますし、新しい年が明けた後の「お正月期間」についても、僕は一年の中で一番ぐらいに大事な期間なんじゃないかと考えています。
お正月の風景って、やっぱりすごく特別なんです。
今はそんなことはないけど、昔は、お正月は店舗やサービスなどに関しても、お正月の期間は「一斉に休み」だったところがあるし、だからこそ、12月の年末は「あれも買っておかなくちゃ」とか、備蓄に燃える部分があったりしたのです。
人が暮らしていて、一斉に、多くの人が「OFFになること」はそんなにないわけじゃないですか。
今は、コンビニや一部スーパーなど、元旦からやっていてくれるお店はありますが、それでもなお、「お正月期間」=「一斉に、みんながお休みして、思い思いの時間を過ごしている」という安心感と解放感は、すごく大きな精神的な安定になっていると考えるのです。
日本文化って、「他人が頑張っている時に、自分だけ休むわけにはいかない」みたいな、そういう妙な空気感があったりするじゃないですか。
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