グレた時には暗黒ノートを

僕が自分の人生の中でけっこう幸運だったのが、学生時代も含めて、そこで出会った恩師の方々が「事前に言ってくれれば、バックレOK」みたいなルールがあったのです。

具体的には、何か自分で考えたいことがある時は、連絡して授業を休んで構わないみたいなことを言っていました。納得できる理由なら、出席扱いすると。恩師の人達も変わっていて、真面目に授業に出席することも大事かも知れないけど、「学ぶ」のはそこだけじゃないとおっしゃってくれました。

ところ変わって、去年に脚本家の中園ミホさんと対談させていた時に、「1,2年、人前から消えることの重要性」の話が出たのです。いわゆる、「グレる」ということなのですが、1年とか2年ぐらい、友達関係の人にも連絡を取らなくなって、SNS上からも消えて、ひとりで色々と考える時間ってすごく大事だよねみたいな話になった。

サボる。グレる。寄り道をする。

それってやっぱり、自分の人生の中で「これまでは想像もしていなかった可能性の扉」が開いていこうとするときに、人が本能的にやろうとする「禊」みたいなことなんじゃないか。

人のそばにはいつも誰かしらがいてくれる。

好きな人も、気が合わない人も、大きな声では言えないけどもう二度と会いたくない人も、そして、影響を受けた人や恩を受けた人。自分のそばにいる人は、自分の考え方、物事を進める姿勢、ノウハウなど、すごくやっぱり影響を受けることになってしまう。「人」の怖いところって、直接会っていなくて、過去に会ったことがある人の「一言」とか、そういうことでも影響を受けてしまう場合があります。

人がそばにいる。それがどうしてもうっとうしくなる。そういう時、大人であろうがなんだろうが、一回はグレるべきだと僕は考えます。

相手をバカにするわけじゃないけど、「もう私のことは放っておいて下さい」と思い、自分の今までの居場所から離れていこうとすることって、やっぱりすごく大事です。

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