見出し画像

会議恐怖症を乗り越えたい

今回の相談者の方は、大勢の会議が大の苦手であるそうです。もう、文面だけで緊張感が伝わってきます。笑

会議においては、色々な人が意見を言うので、「自分の意見が何なのか」がわからなくなるし(←この部分、ものすごく正直なことを告白していて、僕はすごく好きです。ありがとうございます)、自分が言おうとしたことが否定の方向で進行したりすると、「あぶねえ、こんなこと言ってたら大変なことになった」と冷や汗をかいてしまうそうです。会話を差し挟むタイミングもわからなく感じてしまうそう。

そして、何も発言しないまま会議が終了し、心にびっしょりと冷や汗をかいて、めちゃくちゃ疲れてしまったりもするそうです。一対一の打ち合わせなどはできるし、そちらの方が話がまとまって企画に繋がることもあるそうなのですが、(大)会議恐怖症をどのように乗り越えたら良いのでしょうか?とのことでした。

さて、今回のお手紙から取り上げたいのが「会議恐怖症を乗り越えたい」の話なのです。

今回のお手紙を読んでみて、改めて、「悩みって何だろう?」と考えたのですね。

というのは、「なんとなく抱いていく悩み」というものは、「自分の生存にとって、必ずしも必要ではないもの」も含まれてきたりもするわけじゃないですか。

たとえば、僕自身の話をすると、僕は自分の中に「人見知り」という性質を持っている面がある。だから、大人になってからも、自分がプライベートで通う美容院などの場所でも、「そこにいる人と打ち解けられたかどうか」は、けっこう気になってしまうんですね。「あれ、全然打ち解けられない」みたいな展開になると、けっこう焦ってしまう。

自分が「人見知り」だからこそ、「人見知りを克服しなければいけない」みたいな、妙なノルマが自分の中で発生しちゃうんです。

ここから先は

1,236字

¥ 100

いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。