苦手な仕事をしている時の自分の方が輝く件について
今回のコラムは実はずっと書きたかったことなんですけど、まずは前置きを聴いて下さい。自分自身の話になってしまうのですが、僕は10年以上前から、いわゆる「お客様相手の、人気商売」をやっています。
この仕事の面白さであり、また、厳しめのルールとしてあるものとしては、「お客さんがいる限り、続けていける」ものなのです。それってお客様商売の本当に面白いところであって、「自分のお客さんがOK」と言ってくれるものを続けていれば、食べていくことができる。もちろん、節度や常識は必要なんだけど、これほど心強いものはないし、また、やっぱりお客様仕事をしていて「自分の仕事の仕方が喜ばれて、お金を払ってもらえる」って、誇張でもなんでもなく「奇跡」だと感じてしまうことの方が多いです。
だから本当、他にも色々なサービスがあったり、色々な人気者がいる中で「しいたけ.は面白いよ!」と言ってくれる方達に対しては常に感謝の気持ちがありますし、本当にありがたいんです。「あんなキノコいたなぁ。ブナシメジ占いだっけ?」とあんまり言われないように頑張ります。
一方で、それとは別件になるのですが、「人気商売」というものをやっていると、人気が爆発的に上がるとき、またはその人気が落ち着く時。そして、「あの人最近面白くないね」と言われていくような時が必ず出てくると思います。
その山と谷はセットのようにあるものであり、「ずっと爆発力をキープ」なんてことはほとんどできなかったりもする。これはお店でも、サービスでも、そして、表現者と言われている個人のケースでも同じような気がします。
ここからが少し変な話を是非したいのですが、僕は「人気商売」に属する人間として、「光の出し方」にすごく注意をしているのです。「え、大丈夫ですか?なんですか、光の出し方って?」と言われると思うので、この部分についてもう少し説明させて下さいね。
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