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占いでご飯を食べて行こうと決めた日

ちょっと今回は趣向を変えて思い出話をさせて下さい。

結構自分は楽観的な性格で、人生の中で「うわぁ、これは本当につらい」とあんまり感じたことがなかったのです。ただ、その中でも「キツかった」と思うピンポイントの体験があって、それはバイトの休憩時間だったのです。

僕は24歳の時にある縁があって占いに出合い、その占いがなんとなく自分にとって一生の仕事になるんじゃないかと感じたことがありました。

もちろん、占いを勉強したことなんてなかったし、一度は就職活動をして、そして、全部落ちて、20代の頃はファミリーレストランの厨房でバイトをしながら、占いの勉強をしていたのです。

バイト先は8時間勤務をすると、1時間休まなければいけない時間がありました。だいたい僕のバイトのシフトは夕方の18時から入って、休憩時間を入れて夜中の2時の閉店まで働くパターンで、食事休憩以外には公園で時間をつぶさなければいけなかった。

この「公園で1時間潰さなければいけない時間」がけっこう精神的に応えた記憶があります。

というのは、「占いでご飯を食べて行く」と決めてからも、その手法なり、やり方なりは自分で考えなければいけなかったし、「お客さんがお金を払ってくれて、自分の占いにリピーターなり紹介者なりを紹介してくれるまでの“腕”になるにはどれぐらいの勉強しなければいけないのか」がわからなかったからです。答えのない未来に、不安定な状態で突入していく恐怖がその当時はとにかく強くありました。

暇な時間がきるとあれこれ悩んでしまっていたのですが、バイト先でチャーハンの鍋を振っている時はそういう「色々なあれこれ」を考えなくて良かったので逆に楽でした。

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占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。2014年から『VOGUE GIRL』で週間・上半期・下半期の『しいたけ占い』を連載中。近著には『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』、『anan特別編集 しいたけ.カラー心理学 2020』などがあります。

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