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遊んでいても虚しさを感じるようになったら

今回の相談者は高校生の方で、最近、友達とクリスマスやハロウィンなどのイベントごとにプリクラを撮ったり、お洒落なカフェに行ってインスタ映えするような写真を撮りに行くことに虚しさや寂しさを感じるようになったそうです。

もうこの時点で「え、なんでですか?」と思ったのですが、その理由は、プリクラを撮っても結局他の人にどう思われるか不安で投稿はしないし、「なんでこんなことやってるんだろう」と家に帰って考えてしまうそうです。インスタでお洒落なカフェを見つけて行くのは、素敵な店員さんや、美味しい食べ物に出会えて幸せではある。ですが、(この記述がすごく面白かったのですが)「せっかく一緒に来た友達との会話よりお洒落な写真を撮りたい気持ちが強い自分を見つけてしまい辛く」なるそうです。そんなことが色々あって、「私何やってたんだろう。本当に楽しかったのかな」と考えてしまい、お母さんから「遊びに行ったのになんで重苦しい雰囲気をまとってるの?あなたは後悔と反省ばっかりしてるよ」と言われてしまったそうです。

相談内容としては「後悔と反省」の扱い方だと僕は受け取って、どうしたら今を楽しく過ごしていけるようになるのか?というものでした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「遊んでいても虚しさを感じるようになったら」の話なのです。

まずですね、このお手紙を読んで、相談者のすごさみたいなものがまずありました。というのは、この方は「両方」をやっているじゃないですか。何の「両方」かというと、「楽しくしていく努力」と、あと、「虚しさを感じること」。つまり、陽と陰ですよね。これを両方ちゃんとやってる。なんでもないようでいて、これがけっこう難しい。

極端な話だけど、「世の中の物事全てが虚しい」と感じることもできるわけじゃないですか。もしくは、虚しさを振り切って、「楽しい」と信じこもうとするとか。

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