また親友に戻りたい
今回の相談者の方は、先日、親友にはっきりと縁を切られてしまったそうです。けっこうインパクトが強い一文ですね。
その原因は「自分にある」と相談者は語っておりまして、仲が良いことに甘えてしまい、冗談まじりで相手を傷つける言葉を放ってしまったそう。それが相手にとっては越えてほしくない一線であったそうです。
そのことについて謝罪をしたそうなのですが、相手からは「謝罪はいらない。お互いの考えや言動は肯定も否定もする必要がなく、単純に自分たちの関係はミスマッチだっただけだ」という返答があったそうです。
相談者の気持ちとしては今すぐでなくとも、また親友に戻りたいというか、初めからやり直したいと思っているそうです。
それでは、今回のお手紙から取り上げたいのは、「また親友に戻りたい」の話なのです。
まずですね、このお手紙を読んだ時の感想を言うと、「良い関係だったんだろうな」だったんです。というのは、この相談者がその相手に対して謝罪をした時に、それに対しての返信をしてくれたじゃないですか。その返信内容がもしかしたら、受け取った側には「辛辣(しんらつ)」に感じたかも知れないけど、その相手は、自分が感じたことをちゃんと言ってくれた。そして、ちゃんと返信をしてくれたのと同時に、やはりすごく「距離を置きたい」という意思も感じますよね。
僕自身も、付き合いのある人から縁を切られたこともありますし、僕から切ったこともあります。そして、どちらのケースも含めて、やはり、「言葉のトラブル」はけっこうある気がします。
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