見出し画像

一時的でもいいから「悩み」を忘れる大切さ

「自分が抱えているストレスや悩みについて、愚痴を吐く方が良いか。愚痴を吐かないで黙々とやっていく方が良いか」

とか、そういうことって、SNSとかネット記事でもたびたび話題になったりしませんか?

これ、僕自身の感覚で言うと、黙々とずっとストレスをため込んで頑張っていく状態よりも、「うわー、すごいやりたくねー。帰りたい。お腹痛くなってきた」とか、あからさまに愚痴や弱音を吐いちゃう人の方が、なんとなく健康的であったりする気がするんですよね。

なんとなく、「お腹いたいー」とか「かえりたいー」とか、ネガティブなことを明るくつぶやいている人の方が、適度にガス抜きが出来ている気がするのです。あと、その「ガス抜き予行練習」を普段からしておくと、本当に自分にとってNGな出来事が起きた時に、「あ、私は無理っすね」と真面目なトーンで言えたりする効能もある気がします。

もうちょっと、ストレスとの向き合い方の話を続けさせてくださいね。

僕の知人がある組織の立ち上げと運営の責任者になったそうなんです。今までは現場で、どちらかというと、主に技術者としての立場でパフォーマンスを発揮してきた方であるから、「組織の運営」に携わったことのプレッシャーとストレスがけっこうすごいものになったそうなのです。

以前だったら、「自分に足りないものは何か」とか「このケースの問題が起きた場合、次回からどのように対処するのが良いのか」とか、そういうことを自分でメモにまとめたり、新しい技法を勉強したりして乗り切っていたのが、最近は「ゲームをして、現実の問題を忘れることにした」そうなのです。あと、以前はやらなかったけど、お線香を焚いて、手を合わせて「上手くいきますように」とか、お祈りするようになったそうなんです。

これって、別にその知人が「疲れ切って退廃した」とかではないんですよね。

ここから先は

2,166字

¥ 150

いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。