見出し画像

物があると気持ちが安定する

今回の相談者の方はいわゆる「物をたくさん買ってしまう」みたいな、おそらく家の中にコレクションが多いような方みたいなのです。

自分が生きる上で必要とする物の多さに、びっくりしてしまうこともあるそう。不安症?みたいな部分もあるみたいで、「こういう場合にはこれが必要なんだ」ということで、物がたくさんある様子がお手紙から伝ってきました。

具体的に何が多くなっているのかも書いて下さったのですが、入浴剤、ピアス、ネイル、食べ物飲み物調味料、紙にペンにマスクに、あとは服も。それらのものが「自分自身のチューニング」に必要なのだそうです。物を買い揃えることによって、自分の士気が上がっていくとか、安心感を覚えるって、確かにありますもんね。

今回のお手紙から取り上げたいのが「物があると気持ちが安定する」の話なのです。

まずちょっとこういう話をしたいのですが、定期的にテレビなどで「在庫がないと不安になる芸能人」の方ってけっこういらっしゃいますよね。僕が前見たのは、ある俳優さんが「業者か」というぐらいまで、トイレットペーパーとか生活に必要なものをすごい量を買っていました。その、在庫を手に入れている時の顔つきって、やっぱり「取りつかれている」みたいな感じがあったし、「取りつかれている時の顔つき」って、やっぱり喜びの最上位に近いというか、とにかく幸せそうだったんですよ。テレビを見ていて。

これは僕の持論なのですが、その人が持っている「ある種の光」を支えるためには、必ずそこに「不安」という影がある気がしているのです。これは占い師としての実感なのですが、「表の世界で、ある程度自分に自信を持って、快活に過ごし、まぁまぁ幸せに過ごす人」というのは、「自己流の影の扱い方」を持っているんですね。

ここから先は

1,378字

¥ 100

いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。