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なぜ歳を取ると涙もろくなるのか

今回の相談者の方は「なぜ歳を取ると涙もろくなったり、傷つきやすくなるのでしょうか?」という質問を送ってきてくださいました。

ほら、通常大人とされる年齢になると経験値が上がったり、一応、色々な修羅場とか困難を超えて強くなっていくと考えられたりもする。でも、そういう俗説とは正反対に感受性が強くなったり、涙もらい自分が出てきてしまうそうなのです。そして、その自分が嫌になってしまうこともある。そういうお手紙でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「なぜ歳を取ると涙もろくなるのか」の話なのです。

今回のお手紙に関して、「ほら、歳を取ると色々と体なんかの兼ね合いで」とか、そういう説明なんかもできるかも知れないのです。そういう、人体構造論をみたいなのを除いても、確かに年齢を重ねると涙もろくなったりしますよね。ただ、それにはもちろん個人差があって、歳を取って涙もろくなる人もいれば、その反対になる人もいるかも知れなくて、「普通こうなる」という話に乗っかりきらなくても大丈夫なんじゃないかなとは感じました。

それで、質問を下さった方のお手紙に「歳を取れば経験値が上がって強くなっていくはずなのに」という箇所があったのですが、ここをすごく考えてしまったのです。

どういうことなのかというと、僕も含めた多くの人がやってきた「若い頃の本音とか感情」って、実はかなり周りの環境に左右されていたんじゃないか。たとえばなんですけど、今けっこう話題になっている「男らしさ」なんかもそうですよね。良い悪いは別として、男性は「人前で泣くのは恥ずかしい」みたいな風潮もあったりする。

それと同時に、若い頃の方が「突っ張る」みたいな部分もあったりするじゃないですか。たとえばなんですけど、僕が多分23歳ぐらいの時に「いや、泣きたいときは泣いても良いし、弱音を言いたい時は言って良いんだよ」と誰かに言われても、申し訳ないけど「は?」と言ってしまうこともあったと思います。なんかありません?若い年齢の頃の方が、弱音を言うことや泣くことなんかも含めて、「ここで泣いたら負けだ」みたいな、「負けること」に対してかなり敏感に予防線とか防衛線を張っていたみたいなこと。

年齢が若い頃においては、周りの目とか、あと、「自分で保ちたい自分の自我像」みたいなものが強くあって、そんなに素直に自分の感情を出すことなんてできなかった。

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