運を開くコツ。消化不良を回避していくこと
「運」という特殊なものに関わる仕事をしていて、すごく基本的な事柄かも知れないけど、今でも思うことがあります。
それは
世の中には「運が良い人」と「なぜか運が良くない人」がいることなのです。
そして、そこからさらに細かく見ていくと「運が良さそうに見えるけど、本当は何かの収縮に向かって動いていっている人」とか「運が良くなさそうに見えるけど、すごくちゃんと今土を耕している人」とか、そういう人がたくさんいます。
僕は、「運が良くなるコツ」について、たとえば下着を買い替えたり、部屋を掃除したり、玄関を磨いたりとか、そういうことももちろん効果があると思っています。でも、それ以上に「運が悪くなることに好奇心や意地で顔を突っ込みまくらない」とか、そういうことも大事な気がしています。
今回、そのうちのひとつの「運を開くコツとしての、消化不良の回避」を紹介できたらと思います。
運の消化能力
悩み事を抱えている人と相談したり、話し合ったり、そして、占ったりする仕事を続けて、それがもうライフワークと自分でも思えるぐらいの年月が経ちました。
その上で、改めて「悩み事を抱えている」という状態は、本人の中で「消化できない何か」を抱えている状態だと考えるのです。
たとえば、「あの時の彼or彼女はなんで私のことを急に嫌いになって、私の元から去ってしまったのか」とか、「なんで私だけ両親に愛されなかったのか」とか、そういう「消化できない問題」を抱えてしまった時、その人が見ていく世界はキラキラした状態ではいられなくなってしまいます。少しずつ、世界から透明度が減っていってしまう感覚になっていく。
そして、あの時自分の元から去ってしまった彼なり彼女ともう一度バッタリ会う機会があって、「どうして私の元からいなくなったの?」と尋ねても、多分その問題は解決できないと思うのです。相手がその出来事を鮮明に思い出せないかも知れないし、もう次の時間に向かって切り替わってしまっているかも知れないし。
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