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悪気はないけど、嫌なことを言ってくる人との付き合い方

今回の相談者の方は、「こちらがモヤッとすることを、悪気なく言う人のこと」が気になってしまうそうです。あー、いますよね。そういう人。

この相談者の方の周りには何人かそういう人がいるみたいで、嫌なことを言われたあと、それを身近な人に相談するそうなのですが、「あの人悪気ないんだよー(だから許してやって)」と言われて終わってしまうそうです。これ、地味にダメージ食らうやつですね。

「距離を置ける関係ならいいのですが、それができない場合、こういう『悪気はないけど、嫌なことを言ってくる人』と付き合っていくにはどうしたらいいと思いますか? 心の持ち方などヒントをいただけると嬉しいです!」とのことでした。

それでは、今回のお手紙から取り上げたいのが「悪気はないけど、嫌なことを言ってくる人との付き合い方」の話なのです。

お手紙の紹介の際にも言いましたが、「こちらがモヤッとすることを、悪気なく言う人」は、いますよね。

これってもう、SNSでも、リアルな世界でも、「呪いの言葉」が溢れている気がするんですよ。

「呪い」というのは、直接的な暴力や妨害ではなくて、相手が「え、これってどういうことなの?」みたいに感じるところをチクチクついていって、徐々に相手の生命力を削っていくようなことをすることです。

たとえば、ある人と顔を合わせる度に、「あれ、なんか顔色悪いよ?」と声をかけられるようなことがあったりする。それを言われ続けた本人が、なんとなくテンションが下がったり、「なんか、顔色悪いのかな」と思い込ませていくことによって、削っていく。そういうことが、「呪い」なのです。

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