いわゆる、腐れ縁についての話
インパクトの強いタイトルですみません。ただ、はじめに、僕は「腐れ縁」という言葉について、そこまで「ネガティブ性」を感じていなかったりはします。
ここでまず、腐れ縁の定義をすると
・お互いに、切ろうとしてもなかなか切られない縁
・「なんでその人とまだつながっているの?」と、周りから指摘されるような関係
・それでも、本人的には「なぜか気になってしまう」とか「今さら関係を切るのは逆に面倒」みたいな感じで、つながりを持っていたりする
占いの仕事をやっていると、こういう「腐れ縁」とされるものの相談は多かったりします。
でも、冒頭で言ったように、「今は本当にその人と付き合っていたりして、プラスではなくて、むしろマイナスの方が大きいケース」が多かったりしても、「いざ、その人との関係を切る!」みたいに決断していくのは珍しいですし、難しいことがあったりします。
「あの人さ、本当にしょうがないんだよ」と、自分に迷惑を掛けた相手に対して、すごく嬉しそうに話す人なんかもいました。
そして、僕自身もずっと疑問であったり、答えが出ないことでもあるのですが、
「合理的に、人間関係も得か損かの基準だけで、全部を切ったり整理をしていくことは、果たして良いことなのか」
という問題があるのです。
今回、この「腐れ縁」という問題に対して、もうちょっと詳しく踏み込んでいきたいと考えています。
なぜ、腐れ縁の関係は切れないのか
占いをやっていても、また、ひとりの人間として生きていても、本当に強く感じるのですが、人って、いつの間にか「ステージが変わる体験」をしていくことが多いじゃないですか。
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