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今ここから、もう一度0から始めるとしたら、何に対して縁を持っていきたいか

個人的な話から始まってしまうのですが、ここ数年間の自分を振り返った時に、色々なことに対して、けっこう大きな整理をしてきた感じがあったのです。

これは僕が自分の人生の中で、勝手にやっていることのひとつなのですが、4年か5年に一回ぐらいの頻度で、そこまで築き上げてきた色々な活動を見直したり、作り直したりしているのです。自分なりに意識をして、「やるのが怖い」と感じていることに関しても、勇気を出してチャレンジするようなこともやってみたりしています。

なんでそんなことをしているのか。

なんとなくなんですけど、僕の場合、お仕事でもプライベートでも、自分の中で「4年や5年」の期間というのが、ひとつの「始まりから完成の周期」になっているような気がするのです。

ほら、仕事でも、私生活でも、人は「パターンを固めていくまで」は、やっぱりすごく必死に取り組んでいくわけじゃないですか。完成品を作り出すために、あれこれと色々な思考錯誤をしている段階って、すごく面白いし、興奮する。

でも、どこかで偶然、その願いが叶って、「完成品」に触れてしまったり、「パターンを確立したな」と実感する瞬間が訪れたりする。

それはとてもめでたいことだし、「今までの苦労が報われた」と言える瞬間でもあるけど、僕自身は、「ある物事のパターンが完成されてしまった時に、その次に訪れるのは“飽き”である」と考えていて、この「飽き」について、どうしても「軽く見ること」はできないのです。

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