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カラオケが苦手。カラオケとの向き合い方

今回、相談が「しいたけ.さん。助けてください」から始まっていて、何事かと思って読んでみたら、「再来週の二次会でカラオケに行くことがわかりました。僕は中学から喉仏が出てきてからカラオケに行っていません。恥ずかしいです。声が出ないです。お腹から声が出ないです。家にいたいです。カラオケといういきなり崖から飛び落とされる感が大嫌いです」と、このカギカッコ部分は原文なのですが、カラオケに対する悲痛な想いが伝わってきました。

というか、このお手紙を受け取ってからおそらく二か月は経過してしまったと思うので、相談者は無事にこのカラオケの試練を乗り越えられたかどうか気になるところです。

今回のお手紙から取り上げたいのが「カラオケが苦手。カラオケとの向き合い方」の話なのです。

これですね、本当にまったく同じような体験を僕もしたことがあります。

僕は年齢的に、いわゆる、自分の青春期と「カラオケの全盛期」が丸かぶりしたんですよね。それで、自分でカラオケに行ってみんなの前で初めて歌うことがあったのです。すごく恥ずかしいけど、大好きな曲をこっそりと入れて、みんなが「おー!それ歌うの?」と言ってくれて、歌い始めました。頭の中のイメージだと、自分の声は「好きなボーカルの人と同じ声」のはずだったんです。でも、マイクを通して歌われる声は音程もリズムも全部が一致しないダミ声でした。

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